【検証記事】部屋が臭い!?ニオイの原因、クローゼットを徹底消臭!~もう「古着屋の匂い」なんて言わせない~
こんにちは、セラミダ担当のカワムラです。
この春はコロナ禍のせいで、「自粛!」「ステイホーム」とかつてないほどおうち習慣が叫ばれた期間でしたね。
ただでさえ普段のおでかけは多くない私なのに、おかげでクローゼット開ける機会がさらに減ってしまいました。前にお出かけで開けたのは、えーと・・・???
久々にクローゼットで服をアレコレしていたら、部屋に入ってきた次男(休校中)が一言。
「ここ、母さんがよく行く服屋と同じ匂いがする」
ん?
それってもしかして、
昔から通って通って通いまくった、私のお気に入りの、
古着屋のことですかー!?
・・・でも、そう言われればそんな気がする。
独特の倉庫っぽい?ホコリっぽい?古着屋のあのニオイ。
という訳で、今回はクローゼットのニオイを徹底消臭していきます!
そもそも古着屋の匂いって?
古着屋に入った時、大体どこも似たような匂いがしますよね。
その原因は主に4つあるそうで。
1)汗や皮脂などの雑菌
2)ホコリ
3)防虫剤
4)お香(香水)
1)汗や皮脂などの雑菌
当たり前ですが、古着は誰かのお古。
つまり前の使用者の体臭が染みついていたり、汗や皮脂などの汚れで雑菌が繁殖することで、あのカビ臭いニオイになるんですね。
そんな服をクローゼットに入れていたら・・・もうお分かりでしょう?(>’A`)>
クローゼットの中に入れる服はスーツやコートといった毎日のように洗濯できない服も多く、そのせいでどうしても匂いやすくなってしまいます。
2)ホコリ
実はホコリもニオイの原因って知ってました?
私は知りませんでした!
無臭と誤解されがちなホコリですが、通気性の悪い場所で湿気を吸ったホコリはいやな臭いを発生させてしまうとのこと。
通気性が良くないクローゼットの中では、実は結構ホコリがたまります(少なくとも、うちはたまってる)。それが湿気を吸って、クローゼットの中をあの独特の「いやな臭い」に変えてしまうのだそうです。
大きな声では言えませんが、大掃除などの片づけ以外で、わざわざクローゼットの掃除なんてしませんよね・・・えっ、私だけ?
3)防虫剤
古着屋の服は、結構な割合で海外からの輸入ものが多いそうです。
船便で長い時間輸送する間、虫がつかないように防虫剤をかけるのだとか。これも知らなかった!!
なるほど、タンスを開けた時のニオイというか、収納用の防腐剤のような独特の臭いはそれだったんですね。
4)お香
古着屋さんって割とよくエスニック風な「お香」を焚いていませんか?
そのニオイが服に付いてしまっているケースもありそう。
古着独特のニオイを消すためにお香を焚いているお店が意外と多いそうです(最近のチェーン店ではしないことが多いかも?)。
以上の理由が考えると、うちのクローゼットが古着屋さんになってしまっているのは、
1)汗や皮脂などの雑菌
2)ホコリ
が主な理由のようです。
私が通っていた古着屋は、買取商品のみ(輸入なし)でお香も焚いていなかったので、実際うちのクローゼットでは この辺の匂いは感じないんですよね。
何というか、ひたすらに
「ホコリっぽい」ニオイ。
・・・うーん、原因が私のズボラにあるような気がして、これは辛いぞ。
クローゼットを調べてみる
では、「古着屋の匂い」と言われた、例のクローゼットを調べてみましょう。
平均的なウォークインクローゼットの大きさは大体2~3畳ということですが、うちは3畳弱。
まあ世の中によくある大きさだと考えてよいと思います。
中の様子
ご覧の通り、クローゼットにはみっちりと服が詰まっています。
そりゃもう隙間が全くないくらいに、みっちりと・・・。
さらに棚にはオフシーズンの毛布やシーツ、 普段使わないバッグなどがところ狭しと詰め込まれております。
普段の服は別の場所に収納してあるため、実際クローゼットはあまり出入りしません。
「服の 墓場 保管庫」になっている訳ですね。
そして、大掃除の時以外にクローゼットの掃除はほぼしていません。
だって滞在時間は数分だし、汚れるようなこともしない(服を出し入れのみ)だし、 そんなに汚れてはいないはず。
き た な い/(^o^)\
あちこちホコリ落ちてますね。
糸クズどころか、西部劇でよく転がってるアレみたいな、コロコロした大きな丸いホコリまであるし・・・。
(汚い写真はアレなので、イメージ図でお送りします)
上に書いたように、「ホコリもニオイの原因の1つ」だとすると、これじゃあ臭くもなりますね!
実際のクローゼットの臭さは?
まずはいつもの通り、クローゼットの臭い計測。
こんな感じで、臭気計を使って計っていきます。
空気の流れがあって、広い空間ならビニール袋を使いますが、今回は窓もない本当に小さなスペースなのでそのまま計っています。
さて、ニオイは・・・・
\ 235! /
うーん、確かに服やシーツばかり置いている部屋にしては、結構な数字が出ている気がします。
では、この数字からどこまで下がるか試していきましょう。
1.まずは掃除、そして除湿剤
ハイ、出ました掃除!
今まで大掃除の時にしかやってこなかったツケが、こんなところに来るとは・・・。
まずは、以下の順番でやってみます。
1)服を全部出す
2)ホコリを払う
3)雑巾で拭く(水拭きまで行う)
4)風通しをよくする
「クローゼット内の服を全部出す」
言うのは簡単ですが、そりゃもう大変でした!!!
空っぽになったクローゼットを掃除していきます。
クローゼット内のホコリを徹底的に取る→雑巾で水拭き、という感じ。
カーペット用のコロコロは、ハンガーにかかっている服のホコリを取るために使います。
驚いたのは、ほとんど使ってない物置状態なのに、ホコリの多いこと!
写真には写っていませんがモッコモコの羊や西部劇のコロコロ草みたいなホコリがかなりありました。このホコリに菌が繁殖しニオイの原因になってると考えたらこわいー:( •ᾥ•):
最後は、雑巾で拭いた水分を飛ばすために、しっかりクローゼットに風を通します。
除湿剤を使ってみる
掃除でスッキリしたところに、次は除湿剤を置いてみます。
ドラッグストアで3個セットで売っているような、よくある除湿剤です。
「なぜ除湿剤?」
と思われるかもしれませんが、実は湿気はニオイの大敵。
たまったホコリが湿気を吸って、菌を繁殖させてしまうせいでニオイが酷くなるのだそうです。
なるほど、「脱いですぐに服をしまうのはNG」 というのは、クローゼットに湿気がこもってしまうからなんですね!
これしばらく置いていると、容器の中が水でいっぱいになるんですよね、不思議~!
これだけ苦労して、頑張って掃除したのだから、いい数字が出てくれるはず。いや出てください!!
\ 219 !/
ええええーーーー!??
あれだけ頑張ったのに!?
クローゼットに風も通したのに!!!
235→219って、
ほとんどニオイが減ってない!!
やはり掃除だけでは限界があるということでしょうか。
当たり前ですが、除湿剤も1日くらいじゃ全然水もたまってなくて、効果は発揮できてなさそうに見えます。
2.フィルターを使ってみる
ではここでいよいよ真打ち登場!
下駄箱やネコのウンチ臭などの検証実験で使った、セラミダのエアコンフィルターの出番です。
これまでの検証記事は、こちらをご覧ください。
商品名にはエアコン用フィルターとありますが、実はエアコンに限らず
何にでも使える優れもの!
特許技術を使ったセラミダの効果で、ニオイの元のタンパク質(ウイルス、細菌など)を吸着し分解し続けてくれるフィルターです。実験結果ではウイルス99%分解、抗菌率99%という効果が証明されています。
では今回も、このセラミダフィルターをはさみで切って、クローゼットに使っていきたいと思います。
フィルター3枚使ってみる
今回、100×500cmのロールが手元にあります。
これをサイズを計って、30×100cmにカットしていきます。
これを2つ折りにしてハンガーにかけて・・・
\ じゃん! /
バケツや下駄箱のニオイ取りには、フィルターを敷いたり貼り付けたりしましたが、今回はハンガーにかけて吊っていきます。
その理由としては、こんな感じ。
・場所が3畳と広く、貼るのが難しい
・形状的に、貼る場所の確保が難しい(天井?棚?)
・既に衣類などが多く収納されていると考えられるので、 敷く場合はそれをどける必要がある
なのでササっと設置出来て、移動もしやすいハンガータイプという形にしました。
これをハンガー3本分作って、クローゼットの衣服の間にかけていきます。
なぜ3本かというと、クローゼットが3畳なので1畳にフィルター1枚、と考えてみました。
では早速、この3枚のフィルターを設置していきましょう!
1枚目
衣類がいっぱいにかけられている場合。
衣類の上にフィルターを設置してみました。
ちょっと衣類を取る時に邪魔なのがネックですが、ギュウギュウの中に無理やり挟んでも効果が薄そうな気がしますよね・・・。
2枚目
衣類の間にある程度スペースがある場合。
服と同じように、ハンガーにかけて並べて設置するのがよさげですね。
本来ならこれが省スペースで一番いい気がします。
3枚目
衣類でなく、小物やバッグ置き場の場合。
空いたスペースにそのまま吊ってみました。
衣装ケースや棚の上に敷けるのなら、それもよいと思います。
さてどうなるでしょう。
結果が楽しみです!
翌日、ドキドキしながらクローゼットを確認。
\ 187! /
減りました!
219→187、つまり32減っています。
掃除をしただけの時は16しか減らなかったので、純粋に
倍の効果が出た
ことになりますね!
しかも、これは「掃除して数字が減ったところから」の効果なので、本来ならもっと数字が上がっているんじゃないでしょうか。
フィルター6枚使ってみる
フィルターの効果が確認できたところで、さらに3枚足してみることにしました。
というのも、数字上では明らかに効果が出ているんですが、「古着屋っぽいニオイ」がまだ何となく残っている気がするんですよね。
ということでこちら。
同じように並べて設置してみました。
フィルター3枚を足して、合計6枚!
ネコのウンチ臭や下駄箱と違って、もともとクローゼットのニオイの数字自体が低い(235)ので、劇的に数値が下がるかはちょっと不明です。
数字の上では、この時点(フィルター3枚)で既に、
2割以上ニオイが減ってますからね。
とりあえず、まだ残っている「古着屋っぽい」というニオイが少しでも薄れることに期待です。
さて、どのくらい減るでしょうか・・・・
\ ドンッ!/
156!!!
前回の187から156! !!
さらに31減ってますよ!!
正直187以上は難しいと思っていたので、逆にこっちが驚きました(笑)
(掃除)219
→(フィルター3枚)187
→(フィルター6枚)156
数字だけ見ると、フィルターを3枚増やすごとに約30減っている感じ。
つまり、フィルタ1枚につき、臭気計の数字が10減る消臭効果があるということですね。
そして、枚数を増やすごとに数字が下がっているということは、フィルターがニオイの元を
ぐんぐん吸い取って分解し続けている
ということ!
あの臭い、主人のスーツやタバコの臭いにも、効き目があるなんて驚きです(小声)
結論
残念ながら、クローゼットを掃除しただけでは劇的に匂いが減るということはなかったですね・・・。
が、やはり今回も、セラミダの除菌・消臭フィルターはかなりの効果を発揮してくれました!
1枚につき臭気計の数字が10ずつ減るという検証結果は、なかなか興味深いです。
これを読んだ方は、「別に100均で売っているようなもっと安いフィルターを設置しとけばいいじゃん」と思うかもしれません。
でも実は、クローゼットは狭い閉鎖空間なので、実はよくある市販フィルターなどで「臭いニオイを吸着する」だけではあまり意味がないんです。
だって、ニオイの元自体はなくなっていないから。
おそらく吸着したニオイがフィルターからぷんぷん臭うだけです・・・
じゃあ「ニオイの元を取り去ってしまう」にはどうすればいいのか。
拭き掃除自体はおそらく有効なんですが、そうそうこまめに掃除もできないし、検証結果を見るとそこまで劇的に変わる感じもなし。そして除湿剤も、「ニオイ自体を取る」ものではなく、菌の繁殖を防ぐためのもの。
そんなとき、ニオイの元(タンパク質)を無害化し、分解し続けてくれる、
セラミダ除菌・消臭フィルターはかなり有効!
今回、このフィルターで臭気計の数字が下がった理由は、ちゃんと吸着したニオイの元を分解してくれたからです。
イメージではこんな感じ。
あと、主婦的には一度設置したら基本的に「ほぼ交換がいらない」というのはかなり大きい!(笑)
さて肝心の古着屋のニオイはというと、フィルターを増やした時点で薄れた気がします。少なくとも、部屋に入ってきた時点で子供に「古着屋のニオイがする~」と言われることはなくなりました!
ただ、実際には、クローゼット自体にはまだほのかにニオイが残っています。
これは「ニオイの元である衣類」がなくならない限りは難しいのかもしれません。
ここでさらに頑張れる人は、衣類全部をクリーニングしたり、日光浴させたり、丸1日中風通しするなどすることで更にニオイは減らせるのではと思います。
元々このフィルターは「エアコンフィルター」としての商品なのですが、 このように自分でサイズを変えてニオイが気になるところどこにでも使えます。 今回も私が勝手に切ってクローゼットに使ってみました(笑)
結果、今回も効果ばっちり★
この除菌・消臭フィルターが気になる方は、是非こちらをチェックしてみてくださいね!