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感染は、咳やクシャミよりも手から伝染る?

2016.02.26 | トピックス

小さい時から『風邪の予防には手洗いをしましょう』と習ったと思います。 風邪(主にライノウイルスが原因)やインフルエンザ、ノロウイルスなどに 感染する経路の7~8割は『接触』によるものと言われています。そのため、『手洗い』を徹底しているのです。

接触感染(せっしょくかんせん)

『接触感染』は大きくわけて2つあります。

直接接触感染(ちょくせつせっしょくかんせん)

ウイルスの付着した手や口など感染者を直接介して感染する場合。
主に咳やクシャミが原因で手に感染します。他には部屋のスイッチやドアノブなどからも伝染ります。

間接接触感染(かんせつせっしょくかんせん)

感染者の扱った器具などにウイルスが付着して、それらを介して感染した場合。
感染者の使用したタオルやコップ、つり革などからの感染です。無意識に鼻を触った手から物に伝染ります。

上記から分かるように、『感染』の原因が分かれば『予防』や『対応』を考えることができます。 直接接触感染を防ぐために『手洗い』や『アルコール消毒』が効果的です。相手に感染させないために『マスク』をつけることも必要になると思います。 また、間接接触感染を防ぐためには、一度使用したものはすぐに洗ったり、掃除すること、使用しないことが重要です。

飛沫感染(ひまつかんせん)

感染した人が咳やくしゃみをすることで飛び散る、病原体(ウイルスや細菌)が口や鼻から吸い込み感染します。

感染リスクは1割強ですが、『マスク』をつけることで予防効果はあがります。 飛沫感染の予防効果が高いのは健康者よりも感染者が『マスク』を付けて拡散させないことが重要になります。

空気感染(くうきかんせん)

感染した人が咳やくしゃみをすることで飛沫水分が蒸発して乾燥し、空気中を漂っている場所で吸い込むことで感染します。 こちらも1割強の感染リスクですが、外出時は『マスク』をつけることで予防できます。 また、建物内では空気清浄機などで感染対策がとれます。

予防対策と注意点

マスク

『マスク』は予防効果がありますが、使い方を間違えると逆に感染リスクが高まります。 『マスク』はフィルター性能でウイルスや細菌・花粉をカットしているものが多いです。 これは、『マスク』の表面(感染者の場合は内側)に吸着するため、 『接触感染』に繋がる可能性が非常に高くなりますので使用方法や取外し時は気をつけてください。 吸着したまま放置すると『空気感染』の基になりかねますので、こちらも取扱い注意です。

『マスク』はたくさんの種類がありますが、フィルター性能だけでなく機能性能を持ったマスクを使用することをおすすめします。

アルコール消毒剤

医療施設や公共施設でほぼ置いてあるアルコール消毒剤。手に感染したウイルスや細菌の除菌効果は高い事がわかっています。短時間に効果があるため普及していますが、 きちんとした方法で30秒以上『手洗い』をすれば感染対策としては十分効果があります。

空気清浄機

建物内では感染対策として『空気清浄機』を設置されている施設やお家が増えています。こちらもマスク同様にフィルター性能で吸着しているものが多く、 二次感染に繋がる可能性がありますので注意が必要です。『光触媒』を機能に加え、除菌効果をうたっているものもありますが効果はどうなのでしょうか? (「空気清浄機効果あるのか」で調べてみると、いろいろな話がのっています)

参考資料:厚生労働省HP 「インフルエンザQ&A」

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html